「茅ケ崎英語会のおかげで英検1級合格」 K.Tさん
茅ケ崎英語会は妹が以前通っていたこともあり、妹のすすめで始めました。
通学の利便性から池袋校の大田先生にC3のクラスでお世話になっています。
もうすぐ入会して3年になりますが、未だに十分にディクテーションができません。
それでも昨年秋、ちょうど茅ケ崎に入会して2年半たった時ですが、英検1級に合格しました。
遠い昔中学2年のときに3級を取って以来のことです。ひとえに大田先生のご指導の賜物と感謝しています。
茅ケ崎の教室は皆さん勉強熱心な方が多く、かつリスニング力(ディクテーション力)がおありで、最初入会した時はどうして皆さんが洩れなく書き取れるのか不思議でした。
とにかく私よりできない人が見つかりません。私はある単語を書いているうちにもう次の文章が流れて途中で分からなくなることが多いのです。
先生は一区切りごと音声を流した後若干のポーズを取られるのですが、そのとき他の皆さんはさらさらと音を立てて書いておられます。
私は音声が流れていないと頭に何も残っていないので何もすることなく次の音声をただ待っているしかありません。
悩んだ末、自分で考えた略号を使ったり、単語を頭の部分だけ書いてみたり、早くメモするためにいろいろ工夫してみたのですが、自分の書いたものが判読不能(書き取ったものが読めないという笑えない話ですが結構多いです!)になることも多く、現在も悪戦苦闘しています。
大田先生は何度も繰り返し音声を流してくださるので稀にきちんと書き取れることもあるのですが、まだまだ未熟です。
どうしてディクテーションがうまくできないか私なりに原因を考えてみたのですが
リテンション(記憶・保持)の能力が不足している
英語独特の表現にまだまだ不慣れである(読んで分かるのと聞いて分かるのは別)
目で見た単語が実際にどう聞こえるかの照合が量的に不足している(綴りと音声の結びつきのストックがたくさんあればあるほどいい)
ということではないか、と今は考えています。
そのため授業の予習復習の他には月刊教本のCDを一行ずつ繰り返し聞いてテキストと照合するということを通勤時にやっています。
英検1級は1次が語彙、読解、リスニング、作文、2次がスピーチと、バランスのとれた試験だと思いますが、試験ですから茅ケ崎の勉強とは別に対策をしました。
過去問の他に単語集の暗記、TIMEなどの購読、作文の練習などです。
しかし、茅ケ崎での予習、復習の英文暗記や時事問題に関する単語を毎週やっていたことは大きな力となりました。
作文やスピーチには時事問題や関連の単語の知識が必要ですが、茅ヶ崎の毎週のディクテーションで最新のいろいろなジャンルの時事ニュースを扱うので大いに参考になりました。
また、2次のスピーチに関しては、大田先生のおっしゃるスピーチ原稿を自分の力で書いてみることを実践しました。
悪戦苦闘の連続でしたが、自分なりに書き続けていると、自分のスピーチに一定の型ができてきました。
得意な言い回しをいくつか持つと少しですが余裕が生まれます。
おかげで2分間スピーチとその後の質疑応答をなんとか乗り切ることができました。
茅ケ崎の授業は前半が単語、教本の例文、後半がディクテーション(1回2本)という構成で行われますが、参加する皆さんは本当に真剣でかつよくおできになるので毎回緊張します。
ディクテーションはもちろん中核の部分ですが、前半の単語のところで大田先生がコメントをされたり、それを使った英作文の質問をされたりするのがとても勉強になります。
また毎回クロスワードの問題が出されるのですが、時々はっとする表現もあって私はこの時間が一番楽しみです。
茅ケ崎の授業は3年間ほぼ皆勤しています。
予習復習は時間もかかるし結構大変でうまくできないことも多いのですが、とにかく休まないで継続することを心がけています。
いつかはディクテーションがきちんとできることを目指していますがなかなか難しそうです。
やはり英語の全体的な力がアップするにつれて少しずつ聞き取れるようになるということでしょうか。
最後になりますが、大田先生は本当に教育熱心な先生で、単語でも聞き取りにくい表現でも繰り返し教えてくださいます。
このことには本当に感謝しています。今後ともどうぞよろしくお願いします。