「茅ヶ崎で目覚めた英語脳!1級合格!」 木戸さん
「帰国子女なのに英語が聞き取れない」―これが私の悩みでした。
帰国して二十年、英語への自信がどんどん失われ英検1級も不合格…。失意の折、偶然この教室に出逢いました。
昔から茅ヶ崎教材のファンだった私は「茅ヶ崎式なら信頼できる」と即入室。
継続するにつれ、頭の片隅で鼾を掻いて眠っていた「英語脳」がじわじわと目覚めはじめ、ついに英検1級も取得しました!
茅ヶ崎方式や大田先生への感謝を込め、私の勉強法と体験をご紹介します。
〔1次対策〕授業の際、最初にニュースの全文を流しますが、これは敢えてディクテをとらず、全神経を集中させ英語を英語のまま記憶する訓練をしました。最初にディクテをしすぎると全容がつかめません。「英語脳」を鍛える意味でも、ディクテは最小限。脳の中にある「メモ帳」を充実させることが重要で、この習性が1次試験でも大いに役立ちました。英日通訳の基礎にもなるはずです。(もちろん大田先生は、細部まで聞き取れるよう何度もテープをかけて下さいます)
授業外で心がけたたことは、「英語教本とニューススクリプトの音読」です。予習・復習範囲はできるだけ多く音読し、試験の直前10日間も、ひたすら音読、音読…。「多」音読で、英文を自分のものにします。その際、気に入ったフレーズや単語は、ノートにまとめました。質の高い英文を音読すると、耳・口・目が同時に刺激され、ますます英語脳が磨かれます。その意味で茅ヶ崎の英語教本は最適で、1次試験の語彙、長文、エッセイの各分野にも自然と対応できるはずです。
〔2次対策〕2次は2分のスピーチと質疑応答です。「帰国子女の端くれだ。何とかなる」と高を括っていましたが、「英語が話せる」と「スピーチができる」は別物…1度目の受験は大失敗です。そんな折、大田先生がこんな励ましのお言葉を下さいました。
「スピーチ原稿をたくさん書いて下さい。悩みぬいて書いた原稿は、きっと貴女の財産になりますよ」
最初はその意味がわかりませんでした。しかし、政治、経済、環境…あらゆるテーマに問題意識を持ち、リサーチし、自分なりの原稿を書く。初めは苦行にしか思えなかった作業が、徐々に楽しみへと変わっていく。うすぼんやりしていた「世界の輪郭」が、ほんの少し見え始めてきたのです。これは資格取得以上のもの。紛れもなく私の「財産」となりました。
2次では、語彙力や流暢さも大事ですが、一番は「スピーチの構成力」と「質疑応答のテンポ」です。英検で好まれる欧米流のスピーチ構成は、「(a)意見の明示→(b)2つの根拠と具体例→(c)結論」であるというのは、よく知られています。しかし、より印象深いスピーチを展開するには、(b)の「具体例」(歴史的事実、統計、個人の体験談など)を、できるだけ生き生きと語るのが有効なようです。普段から、茅ヶ崎のニューススクリプトや新聞から具体例になりそうなネタを収集しておきます。そして、そういった例を本番のスピーチに盛り込むことで、スピーチに彩りが生まれ、ジャッジの目をひきます。スピーチ全体を一つの「絵」とすると、抽象的な意見・理由・結論が「デッサン」、具体例が「色」になるわけです。
また、本番で自信をもってスピーチ&質疑応答するためのイメージトレーニングも重要です。質疑応答のテンポをつかむため、実際のネイティブの方と練習するのも効果的でしょう。ジャッジによっては、スピーチ以上に質疑応答を重視する人もいるので、もし本番でスピーチが上手くいかなくても大丈夫!諦めずスピーチを補強すべくハキハキ応えると良いでしょう。
最後は、度胸と演技力。茅ヶ崎方式を信じ、楽しくやりましょう!