「留学へのステップ」 堀口さん

茅ヶ崎の英語教室に初めて参加したのは中学3年の終わりでした。
母から「高校生になったら始めてみる?」と薦められたのです。

その頃私は、TVのニュースは見ない、新聞はテレビ欄だけ、時事問題には関心も知識もない状態でした。
教室には社会人の方が多く、皆さん大変知識が豊富で、自分が世界の動きをいかに知らないかを痛感しました。
毎回取り上げられるニュースは何も知らないままでしたが、「ニュースを聞きそのまま書き取る」のは、輪郭のわからないパズルを埋めていく作業にも似て純粋に楽しいものでした。
勉強しているという感覚はあまりないのです。
高校1年の半ばに学校の友人が加わり、勢いで一緒に中級クラスに進みました。
当然語彙力はなく国際関係や軍事問題など用語も背景もちんぷんかんぷん。
想像力をフル回転して書き取っていました。
それでも高校2年の終わりの今、ほとんど間違えずに聞き取れるようになりました。
時々両親とニュースの話をしたり、時事問題に少しは興味を持つようになりました。
まさかと思っていた英検の準一級が合格でき、茅ヶ崎の効果を再認識させられています。
ニュースを、ストーリーを想像しながら書き取っていったことが、語彙力UPにつながったのかも知れません。

難しいイメージがあるので時事問題に関心のない高校生も多いと思いますが、茅ヶ崎で様々な年代の方から刺激を受け、英語でニュースを聞く楽しみに出会ってほしいなと思います。