「茅ヶ崎方式と英検1級までの道のり」S.J.さん

英検1級はいつか受けたいと思いながら、本屋さんで過去問題集を見ても、最初の単語問題で知っている単語が1つもない状態でした。また、英作文(エッセイ)や2次試験のスピーチにふさわしい内容や意見を表すことは、日本語でさえできそうにありませんでした。でも、あきらめたくないと思い、5年程前に池袋教室に通い始めました。努力したので合格はとても嬉しいです。

C2クラスに入ってすぐは、ニュースのディクテーションはその場ではほとんどできず、空白の段落もありました。ニュース(一般教養)を知らなさすぎるということもありました。宿題の暗唱だけでは皆さんについていけないと思い、そのニュースのシャドーイングをできるまで何度も練習しました。
次の年にC3に入って1年目は、テキストの単語が難しくて予習が大変でした。2年目が終わったところで、英検用の単語集や作文の勉強を始めました。単語集の勉強は苦手なのですが、教室の宿題で毎
週難しい単語に取り組んでいたのでできたのだと思います。英作文の原稿には、今まで学んだニュー
スの文を取り入れました。ニュースはとてもよくまとまっていて、こんな英語が使えるようになりたいとあこがれる文です。教室で集中してディクテーションし、全員で答え合わせをし、先生が励ましながら説明を加えてくださったあと、家で言えるようになるまで練習したニュースなので、語彙、表現、音、内容、構文全てが記憶に残りやすく、暗唱もしやすいです。例えば、環境問題であれば、アマゾンの森林破壊のニュース(実際の1次試験で使いました)など、あらゆるトピックでニュースを使いました。

2次試験は2度不合格になり少しつらかったのですが、今思えば、その間も新たなニュースを勉強し、それをスピーチ原稿やインタラクションの練習に取り入れていたので、幅広いトピックでスピーキングの練習ができて良かったです。3度目の2次試験では、自分の考えを何とか話し続けることができ、面接官に興味を持って聞いてもらえたことに感動しました。

茅ヶ崎方式は効果的ですし、週に1度の2時間はとても集中して充実感を得られます。そして、英語の
ニュースを使って視野を広げることは楽しく、本当の学びだと思っています。